【勉強しない中学生】親としての向き合い方

「子どもが勉強しない」親にとっては悩ましい状況です。勉強しない状況を「平均点以下のこども」と定義すれば、約半数は「勉強していない子ども」と言えるかもしれません。「毎日勉強するように言っても、全然勉強してくれない」こんなふうに嘆く親御さんの声もよく聞こえます。

言っても言っても勉強をしてくれない子どもに対し、はたしてどのように接するべきなのか?そこで今回は、勉強しない子どもへの親としての向き合い方に以下のことをお話ししたいと思います。

  • 【マインドチェンジ】子どもに向き合う親が考え方を変える
  • 「無駄を削ぐ」というスケジューリング
  • 勉強を塾に頼らない

それでは行きましょう!

【マインドチェンジ】親こそ考え方を変えるべき

「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる。」よくある言葉ですが原理原則を的確にあらわした言葉です。

親は子どもが小さい時からその子の成長を支え続けています。日本の子どもは体も心もしっかり成長することと思います。識字率も世界でトップレベルに高い国です。

しかしなぜか、勉強の面ではうまく子どもを成長させることができない親御さんが多くいらっしゃいます。その原因がまさにこの言葉に詰まっているように思います。

やりたくない勉強をやらせようとしていませんか?それは「他人は変えられないのに変えようとする行為」です。それでは勉強をしてくれません。

この記事を読んでいるということは、勉強の必要性について子どもに伝えたり、勉強しろといつも口にしたりしている方ではないでしょうか。

それでも、この記事を読んでいるということはお子さんは勉強していませんよね。少なくともあなたがしてほしいと思う勉強はしていないのだと思います。

つまり、あなたのこれまでの方法ではあなたが望むような勉強はお子さんはしてくれないという、何よりの証明になっていると言えます。

そこで必要なのが「マインド」を変化させることです。他の誰でもなくあなたのマインドを変えるべきです。

親は血を分けた子どもでさえも「変えることができない存在」だと認識すべきです。その上で勉強をしてもらうために親ができることは何か、を考えていくことが重要です。

【マインド①】「しない」ではなく「できない」と考える

親は子どもに対し、「勉強しない」ではなく「勉強できない」と考えるべきです。ここで言う「勉強できない」とは「勉強をするための環境が整っていない」という意味です。

「勉強に集中できる場所がない」「勉強の仕方がわからない」「何を取り組んでいいかわからない」などが「勉強ができない」状況があげられると思います。

親はこの勉強ができない状況を解決するための行動を起こす必要があります。決して「勉強をしろ」と伝えるだけで解決する問題ではありません。そんなことしてもどうせ勉強しません。

子どもの勉強時間を奪っている要因を把握し、それを取り除くことが親としての役割です。

【マインド②】「子どもは勉強したい」と思っていると考える

勉強ができない状況を改善するのは病気を治すことに近しいものがあります。

病気を治したくない人がいないように、勉強ができないままでいいという人もまたいません。

しかし、病気の克服に高いハードルが存在することがあります。リハビリがあったり、強い副作用があったり。重い病気であればなおさら、完治するまでにつらい治療があるでしょう。放っておくと悪化し、取り返しがつかなくなってしまいます。

それでも、病気を治したくないと思う人は少数だと思います。若い人であればなおさら「生きたい」と思うはずです。

勉強も同じです。どんなに勉強するのがつらいと思っていても、勉強ができないままでいいと思う人はごくごく少数だと思います。

だから親は子どもは「勉強したいと思っている」と考えてあげることが大切です。

はじめから勉強したいと思っている子どもに対し、勉強しろと言っても効果はありません。具体的な手段を与えてあげてください。病気で言うところの治療法を示してあげてください。

勉強法を伝える、スマホの管理を改める、一緒に勉強する、塾に入れる、家庭教師をつける、など手段は様々です。

具体的な内容のない指示は指示ではありません。それを意識して何をすべきかを伝えてあげてください。

【マインド③】やる気は存在しない

すでに有名になった話ですが、「やる気」というものは存在しないそうです。

人間は「感情に基づいて行動する」ではなく「行動に合わせた感情が生まれる」という構造になっています。「楽しいから笑う」ではなく、「笑うから楽しい」という具合にまずは行動があり、それに応じた感情が現れる仕組みになっています。

勉強についても同様です。やりたくない(感情)からやらない(行動)ではなく、やってない(行動)からやりたくない(感情)が正しい状況です。

まずはやる習慣を身につけることが重要です。学校でも家庭でも塾でも、まずは「勉強をする」ことから始めることが重要です。

「無駄を削ぐ」というスケジューリング

「時間がない」「忙しい」「用事がある」この3つはこどもが勉強をやりたくない時の言い訳トップ3です。

子どもは勉強をしないための言い訳をつねに持っています。実際、現代の子どもは勉強以外の習い事、ダンスやピアノ、クラブチームなどがあり忙しくなっていることも事実です。

そこで親として意識して考えなければいけないことがあります。それは勉強と勉強以外のことを子どもが両立できるのか、ということです。

最終的に高校受験や大学受験など、学力がものをいう場面において到達できなかった場合、困るのは子どもです。

子どもの勉強時間を奪っているのは他でもない親である。先述の通り、「やりたくない」のではなく「できない」という状況を親が作ってしまっていることは少なからず存在します。

そこで重要なのが「無駄を削ぐ」というスケジュールの考え方です。

エッセンシャル思考として有名な考え方ですが、「本当に必要なこと」に集中するために「最重要なこと以外」を削ぎ落としていくことが重要です。とくに受験生において時間の有効活用が合否を分けると言っても差し支えないでしょう。

【悲報】子どもの勉強時間は減少し続ける

小学生から中学生、そして高校生へと成長するにしたがい、子どものやることは増え続けています。

目に見える塾や習い事以外にも、交友関係や行動範囲の広がりに応じて、子どもが勉強に使う時間はどんどん減少していきます。

中学生になれば毎日のように部活や試合がある子も少なくありません。

つまり勉強以外のやることに割く時間がどんどん大きくなっていく、ということです。

そこで重要なのは、「無駄な時間を削ぐ」という考え方です。

やることを増やすことは簡単ですが、減らそうと思うと案外難しいものです。

お子さんにいろいろな習いごとをさせて自由な時間がほとんどない、そんなお子さんをたくさん見てきました。

勉強ができないのか勉強をしないのか、はたまた勉強する時間がないのか、この判断は親でないと難しいのではないでしょうか?

子どもが勉強にしっかり向き合えるよう、親が率先してタイムマネジメントしてあげることが大切だと思います。

勉強時間は増やすものではなく確保するもの

中学生くらいのお子さんが勉強をしないのはそもそも物理的に時間が確保できていないケースが多いです。その大きな要因の一つがスマホです。

YouTubeにライン、インスタやTikTokなどスマホからは膨大な量の刺激的な情報が流れ込んできます。

みなさんはご存知でしょうか?大人より子どもの方がスマホ依存になりやすいことを。

その中でも中学生(15歳未満)までの早い時期に持たせるほど依存状態になりやすいことが事実です。

安易にスマホを持たせることは勉強時間を削ることにつながります。子どもの時間は現代社会では膨大すぎる情報量によって簡単に削られてしまいます。

そのために親が勉強時間を確保してあげなければいけません。その一つの方法にスマホを持たせないという方法もあると思います。

もし持たせたとしても使用時間のルールを作って守らせることが大切です。

また同様のことがゲームにもいえると思います。韓国ではゲーム依存が社会問題になるほど、ゲームも依存度の高いものの一つです

これらのものを子どもに渡すときは親が事前に知識を備えておくことが大切です。

【最悪】睡眠時間を削るのは愚か

寝ずに勉強する。あまりにも愚かな行為です。

勉強を最も集中して取り組まなければいけないところは学校です。

家でもなければ塾でもありません。中学生にとって最も大切な学習の場所は間違いなく学校です。

「勉強は塾でやるもの」私の親も言っていたセリフです。事実として学校よりも教えることに特化した講師が塾にいることも多いと思います。

しかし、それが学校の授業をおろそかにしていい理由にはなりません。なぜなら中学生の学習は学校によって評価されるからです。

塾でいかに一生懸命やっていても授業で寝ていては評価は下がる一方です。

さらに寝不足は記憶力や集中力の低下につながります。いかに一生懸命勉強しても身につかない。こんなに悲しいことはありません。

勉強時間は睡眠時間を確保した上で設定する。

存外、軽んじられやすい睡眠時間ですが、学力向上に欠かせない大切な時間ではないでしょうか?

【勉強を塾に頼らない】勉強の基本は学校で学ぶ

学校は勉強をするところです。勉強は塾でやればいいというのは大きな間違いだと思います。

学校の授業で理解できないものが、塾で聞いたからといって簡単に理解できることはありません。そもそも塾で理解できる子は学校でも理解できていることが多いです。

確かに塾の方が質問をしやすいかもしれません。その結果、勉強をしやすい環境が塾の方が整っているのかもしれません。

しかし考えてみてください。学校と塾とでは勉強にかける時間に大きな差があります。

塾での学習時間は週に2〜4時間程度です。

学校で勉強にかける時間をおろそかにすればするほど勉強に遅れていくことは明白ではないでしょうか?

【まとめ】子どもの勉強も親の責任

勉強しない中学生のほとんどの原因が環境のせいだと思います。

親の勉強への無関心だったり、スマホやゲームにハマっていたり、もとをたどれば親に責任があることが多いように感じます。

そもそも親が学校や塾に依存しすぎていることも問題だと思います。

中学生や高校生になり勉強の内容が難しくなり塾に頼る、ということは仕方のないことです。

ですが、小学生の内容がわからない子どもを放置してしまうのは親の責任ではないでしょうか?

塾に頼るなら、子どもが勉強に困ったときから塾に通わせてあげるべきではないでしょうか?

無責任に「周りは言っていないから」とか「小学生のうちはたくさん遊べばいい」とか、子どもの学習状況に寄り添っていない姿勢には問題があると思います。

子どもが勉強できないのも親の責任。きちんと勉強ができる環境を整えてあげることが大切ではないでしょうか。

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