週何回で塾に行くの?【中学生】適正な回数を考える

中学生は小学生と比べて習い事より塾に通われている子が多いと思います。

ますます多様化してきた教育サービスは経済的負担がより大きくなってきました。

塾で説明を聞いてみると「お子さんの場合ですと週に3回は通ってください」であったり、「小学生のうちから週に2回通って中学生の勉強に慣れていきましょう」であったり。

「塾のお金がどんどん高くなってびっくりした」というような経験をされた方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は、「中学生は週に何回塾に行くべきなのか」についてお話ししたいと思います。今回の記事をお読みいただくと次のようなことがわかります。

  • 【平均値】中学生は週に何回塾に通う?
  • 週の回数を考えるための基準
  • 効果の出る回数とは?
  • 塾の開始時期と授業回数

それではいきましょう!

【平均値】中学生は週に何回塾に通うの?

塾に通っている中学生の平均は、週に2回です。塾に行かない中学生を含めた中学生全体から平均を出すと、おおよそ週1回が中学生の平均だと思います。

ちなみに、平成20年度と少し古いデータではありますが、文科省の「子どもの学校外での学習活動に関する調査」によると、中学生が学習塾に通うのは全体の50%程度です。また学年が上がるごとに通塾している中学生の割合が上昇します。

週の回数を考えるための基準

塾に通う回数を考えるときに基準になるのは以下の通りです。

  • 費用を基準に考える
  • 現在の学力から考える
  • 送迎を基準に考える
  • 苦手科目の数を基準に考える

それぞれ説明していきます。

費用を基準に考える

これは一番シビアに考えるところではないでしょうか?こちらは文科省の「平成30年度子供の学習費調査の結果について」によると年平均で公立中学は24.4万円、私立中学では22.0万円が支出されているそうです。

年平均から考えると中学生の平均の週回数は週2回程度であると考えられます。ですので、月に2万円程度を予算として検討されている場合、週2回を検討されることになると思います。

【番外】私立学校も塾に行く!?

前述の文科省のデータによると私立中学校では年平均24.4万円、公立高校では14.8万円、私立高校ではなんと公立高校を超える19.4万円が年間で補助学習費として支出されています。

このデータだけでは一概に「私立高校も塾が必要だ!」ということはできませんが、「私立高校行けば塾いらない」という考えは、改める必要があるかもしれません。

現在の学力から考える

集団授業であれば週の回数が決まっていると思います。個別授業ですと週の回数を任意に設定できるので学力に応じて設定することができます。

「それなりにできるから週1回」や「小学校からずっと苦手な科目だから週2回やろう」など、同じ科目であっても週に2回以上を受講することも検討する必要があるともいます。

【番外】英語と国語は上がらない!?

テストにおいて、塾の効果がすぐに出る科目とそうではない科目とに分けられます。数学、理科、社会は効果が出やすいですが、英語と国語はなかなか難しいです。

とくに読解力については、一朝一夕では身に付かない能力でもあります。

理科や数学の文章問題が苦手な生徒も読解力がないことが大きな原因です。本を読んだり、国語の勉強を習慣にしたり、文章に触れる機会を増やすことが大切です。

紙媒体の本(漫画も含む)を読む時間がほとんどなく、スマホやタブレットなどスクリーンばかり見ているお子さんは読解力が乏しい傾向にあります。注意して見てあげてください。

送迎を基準に考える

塾の先生は必要があると生徒を塾に呼び出します。ですが親御さんの送迎が必要な生徒は、正直呼び出しをしにくいです。

親御さんとしては「どんどん呼び出して自習させてほしい」と思っていても先生は「親さんの送迎大変かも」という気持ちから呼び出しに二の足を踏むことも少なくないと思います。

「授業回数を増やしたい」「どんどん自習にも行ってほしい」「呼び出しもしてほしい」と思うのであれば、送迎の環境を整備することをお勧めします。

難しいかもしれませんが、友達同士の乗り合わせやご家族に協力を依頼されると良いでしょう。

明るいうちであれば、自転車での通塾を促すことも良いかも知れません。

苦手科目の数を基準に考える

中学生で塾に通うのであれば苦手な科目があるのではないでしょうか?その場合、学力の向上を目指したい科目と同じ数の授業を受講する必要があると思います。

個別授業であれば、1科目なら週1回、3科目なら週3回のように授業をしている塾が多いです。受講したい科目数だけ塾に通うことがいいと思います。

【個別授業】一回の授業で2科目は可能なのか?

「一回の個別授業で理科と社会の2科目を見ていただくことは可能ですか?」という質問をよくいただきます。

結論から申し上げると可能です。ですがお勧めはしてません。

仮に個別授業が90分だったとして、学校で週4回程度ある授業を、たった45分でカバーすることに無理があるからです。

また、塾側の負担も大きくなります。進度管理の負担が2倍になります。指導できる教科を2科目にしなければいけません。結果的にどちらも中途半端になってしまうことが多いです。

週回数以上の科目を見てもらいたい時は自習室に行って質問するのが良いでしょう。

効果の出る回数とは

一概に「週に〇〇回、塾に通ったら効果が出ます」とは言えません。1回行くだけでしっかり効果が出る生徒もいると思いますし、週3回行ってもなかなか効果が出ない生徒もいます。

今回は次のような生徒の特徴を考えてみたいと思います。

  • 週に1回でも効果が出る生徒
  • 週2回以上行くべき生徒
  • 何回行っても効果がない生徒

それではいきましょう!

週1回でも効果の出る生徒

週1回の塾で効果が出る生徒の特徴は「質問ができる」ことと「宿題ができる」という特徴があると思います。

生徒が自分の理解していないことを質問できると、講師は効率よく解説することができます。そのため、少ない回数で効果を出すためには「質問ができる」という力は欠かせません。

「普段から先生に質問ができる、そして自分から積極的に勉強を取り組める」そんなお子さんなら週1回の通塾で十分効果が見込めるでしょう。

週2回以上行くべき生徒

ほとんどの生徒が週2回以上は塾に通うべきだと思います。

中学生の平均点前後くらいの学力であれば基礎が不十分であると考えられます。さらに学習習慣も確立していないのではないでしょうか。苦手科目も2科目以上あると思います。

8割の点数が安定して取れるようでないと、「基礎が十分だ」というのは難しいと思います。

逆に言えば、基礎ができていて、学習習慣が確立している。さらに苦手な科目も1科目くらいしかない子にとって塾は必要ないのかもしれません。

週に何回塾に行っても効果がない生徒

塾に通っても効果のでない、マイナスにすらなる生徒が少なくありません。そのような生徒の特徴は「極端に塾に行くことを嫌がる」もしくは「無理矢理通わされている」ということです。

効果が出ないのに通わせる分だけ費用を負担しなければいけません。無駄になるので無理矢理行かせることはしない方がいいと思います。

塾の開始時期と授業回数

小学生であっても中学生であっても「勉強を教える」という行為は、案外難しいものです。

小学生のお子さんが塾に通われるきっかけの多くは、「親が勉強を見れなくなった」という状況が多いと思います。

「うまく教えられなくなってきた」と感じたら、学校の授業に遅れる前に塾を検討する必要があるでしょう。

中1までなら週1回でもいい!?

中1までに塾に入ったのであれば、はじめは週1回でも十分だと思います。

週の授業回数を増やすと費用が上がります。それよりも、早い時期から「塾には自習に行くもの」という意識づけの方が重要です。

小学生の早い時期からその意識をつけてあげることができれば、中学生になっても、塾での学習習慣を維持してくれると思います。

【番外】子どもの学習環境を用意する

そもそも、親が子どもの勉強を見てあげることが可能なのでしょうか?親の学力というよりは時間的な制約によって難しいように感じます。

夫婦共働きが少なくない昨今では、お父さんもお母さんもお忙しいと思います。忙しくて勉強を見る時間を作ること自体が難しいのではないでしょうか?

塾の自習室に行けば先生が常駐していることが多いです。親しみのある先生であれば質問もしやすいでしょう。

そのような環境を子どもに用意してあげるために、「塾に通う」ということを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

中2から始めるなら週2回

中2から始めるなら、授業は英語・数学を基本とし、そのほか苦手科目を追加で受講する、という受講の仕方が良いでしょう。

このときの判断基準として重要なのが、「学習習慣があるかどうか」ということです。

「普段は全然勉強しないんです」というお子さんには何より大切な学習習慣が備わっていません。学習習慣をつけるには塾に習慣的に通うことでつけることができます。

まず週2回の授業に通うことから始めて、テスト前に自習に行くなど、少しずつ塾に行く回数を増やし、学習習慣をつけるようにしてあげましょう。

中3から始めるなら週3回

中3と他の学年との最も大きな違いは受験です。中3は他学年と違い、時間的な猶予がありません。毎回の定期テストで結果を求められます。

もし中3まで塾に通わず、学習習慣もついていないのなら、迷わず週3回以上通うようにしてください。

受験勉強は始めるのが早いほどアドバンテージになります。一方で、遅くなるほど1日あたりの勉強量を増やさなければいけません。

中3から始めるのであれば、勉強量を確保するために週3回以上で通うことが重要です。

【番外】授業を取らなくても教えてもれる方法

ここまで、週に何回塾に通うべきかをお話ししましたが、私は何も高いお金を負担して塾に通う必要はないと思っています。

実はお金を出さなくても塾に行くこともできます。それが自習室です。多くの塾は無料で開放しています。

授業を取らない分は自習室でカバーする。これはかなり効果的だと思います。

まずは無料であること。すでに中学生に上がっているのであればテスト期間だけ自習させてもらうのもアリだと思います。

お金を使わずに塾に行くことができるのであればどんどん使わせてもらいましょう!

【結論】回数は科目数と目指すレベルで決める

最終的にとても当たり前の結論ですが、回数は受講したい科目数と、目指すレベルで決めるのが一番だと思います。

そこに経済的負担を考慮して、本人の望む範囲で通わせてあげることが重要だと思います。

塾は親が費用を負担します。親の希望を主張したくなる気持ちはわかります。お金を出す以上、子どもの成績が上がるように通ってほしいのは当然です。

しかし、サービスを受けるのは子どもです。子どもがサービスに納得していないと成績は上がりづらいです。

回数を増やしたくなります。たくさん塾に行かせると成績が上がるような気がするからです。

しかし、塾は魔法の場所ではありません。塾の先生は魔法使いではありません。本人が勉強しないのに成績を上げることはできません。

塾とは、がんばりたいと思う子が助けてもらうために通う場所です。

がんばりたいという意思がないのであれば塾に行く必要はないと思います。勉強をなんとかしてほしいという気持ちがなければ行く意味がないかも知れません。

結局のところ、塾に行く回数を決めるのは親でも塾の先生でもなく、お子さん本人なのかも知れませんね。

今日はここまで。

コメント

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