「塾行かない!」塾に行かなくてもいい中学生、行った方がいい中学生

中学生

どうも、塾生15名の教室長です。

平成20年度の文部科学省の調査によると中学生の通塾率は全国平均で約55%で、全体の半数程度が塾に通っています。さらに他の通信教育や家庭教師なども含めると、「学校以外での勉強の習い事をしている」というお子さんは全体の8割ほどになるそうです。

子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告

少し古いデータではありますが、現在でも大きな変化はないでしょう。ですので「中学生は塾に行くもの」とお考えの方も多いと思います。ですが塾に通うと、「毎月の塾代がばかにならない」「送迎どうしよう」など、不安に思われることもありますよね。

そこで今回は「「塾行かない!」塾に行かなくてもいい中学生、行った方がいい中学生」というテーマついてお話しします。塾はあくまで学校の補助として通う場所です。なんとなく行くのは経済的な負担を考えるともったいないです。まずはお子さんに塾が必要かを考えてみましょう。

この記事を読んでいただければ以下のことがお分かりいただけると思います。

  • 塾に行かなくてもいい理由
  • 塾に行った方が良い状況
  • 塾にかかる費用→オススメの通い方教えます

それでは行きましょう!

「塾行かない」中学生が塾に行かなくてもいい理由

私は塾講師を10年以上続けていますが、基本的に塾とは「必要がなければ行かなくてもいい場所」だと考えています。それは次のような理由からです。

  • 行かなくても400点くらい頑張れば取れる
  • 勉強より大切な学びがある
  • 親が教えられるなら必要なし

お子さんにもいろいろです。学校の授業だけでも十分ついていくことができる子もいますし、どんなに塾に通っても伸びない子もいます。ですので、塾に通う必要があるお子さんのみ行くべきです。それでは一つずつ説明します。

行かなくても400点くらい取れる

ぶっちゃけ400点くらいなら塾に行かなくても取れます。その理由は400点を取れない理由として一番に考えられる原因が勉強不足だからです。もちろん勉強方法も重要ですが、300点を越せないような生徒は圧倒的に勉強量が足りていません。スマホやゲームをテスト期間中でもしてしまう子はそれをなくすだけで点数が上がるでしょう。塾に通わせる前に点数を上げる方法はいくらでもあります。

わたしの教室でも一番大切にしているのは「自習に来る→勉強量を増やす」ことです。自習に来るだけで勉強量が増え点数が上がるからです。点数を上げるには勉強量を増やすことが一番簡単で効果が出るのも早いです。家庭での勉強時間を最大にしても点数が上げられないのなら、その時に学習塾を検討すれば良いと思います。

それに学校の定期テストも8割くらい取れていれば、高校もある程度のところまで目指せるようになります。その点数なら通知表も悪くないでしょう。ですので、自分で勉強すれば400点が取れるので塾に行く必要はないと思います。

勉強より大切な学びがある

勉強以外でも大切なことはたくさんあります。本人は勉強以外に「学びたい」と思うものがあればそちらを優先しても良いと思います。また、部活動などのスポーツに専念されることも良いと思います。

「部活動に専念すると勉強の時間がなくなるんじゃ、、、」と思われるかもしれませんが、部活動に一生懸命になれた経験はその後の勉強にとても活かされます。実際に生徒と触れ合っていてはっきり感じますが、部活を頑張った生徒とそうではない生徒の部活が終わってからの勉強量を比べると、部活を頑張った生徒の方が平均的によく勉強しています。

特に受験直前などの「今この瞬間だけは限界を超えて頑張って!」とこちらが思う時期に集中力を発揮してくれる生徒は、部活などのスポーツを頑張れた生徒が多いと感じます。

親が教えられるなら通う必要なし

塾は「現在よりも学力が伸びるようサポートする場所」です。この「サポートする役」を親が担えるのであれば、無理に塾に行く必要はありません。中学生くらいの内容なら教えることができる親も多いと思います。その上でわざわざ塾に行って勉強を教えてもらう必要はないでしょう。

塾に行った方が良いお子さん

これまでは塾に行かなくても良い理由をお話ししました。今度は逆に「こういうお子さんは塾に行ってほしい」という内容をお話しします。特に中学生の勉強は小学生に比べスピードが速く、遅れてからでは追いつくのが大変です。遅れる前に置いていかれないことを重視して塾を検討すべきでしょう。

勉強に自信がない

間違いなくすぐに塾を検討すべきです。多くは親が心配になって学習塾を検討することが多いですが、本人が「勉強よくわからない」と思っている場合は学習状況は深刻かもしれません。なぜなら、塾に行かなくても平均点くらいは取れるからです。平均点くらい取れていれば、「勉強がわからない」という気持ちはあまり持たないのではないでしょうか?それにもかかわらず、「わからない」と本人が自覚しているのであれば何らかの対策を打つべきでしょう。その際には塾を候補に上げるべきだと思います。

周りに子どもの勉強を見れる人がいない

これは塾に行かずに通信教育をさせている場合なども含みます。学校の宿題や通信教育の勉強は本人の努力によって成り立っています。しかし、勉強につまづいた時にお子さんの勉強を見れる人がいない場合は気をつけるべきです。勉強はきちんと理解することが重要です。

「何となく問題は解けた」という状態はいつかつまづいてしまいます。ですので、何となくわかった気にならないように勉強を見られる人が近くにいるべきです。もちろん、親や兄弟、学校の先生に頼れる状況であれば塾に行く必要はありません。しかし、そういった人に頼れない時は塾を検討されるのが良いと思います。

勉強について誰に頼っていいかわからない

お子さんが悪い点数を取ってきたらどのように対応しますか?「もっと勉強しなさい!」以外の言葉をかけてあげられますか?お子さんが受験期に入ったら、サポートしてあげられますか?高校について説明したり、合格に必要な数字を伝えてあげることができますか?

学習塾は勉強を教えるだけではなく、学習習慣の形成や勉強法、受験情報をもとにした受験のサポートなど、サービスは多岐にわたります。勉強という面においてはご家族より深く関わることも少なくありません。もし、お子さんの学習について適切なサポートをしてあげられないと感じたら、学習塾を検討する時期なのかもしれません。

もし行くなら塾の費用はいくらくらい?

多くの方はお子さんが中学に上がったら学習塾を検討されると思います。では実際、どのくらいの予算を見積もる必要があるのでしょうか?案外学習塾の予算はHPなどを見ても明記されていないことが多いです。ですので一般的な金額を学習塾の形態別にご案内したいと思います。

あらかじめお断りをいたしますが、学習塾によって当然価格は異なります。こちらで紹介するのはあくまで目安です。実際に金額を知りたいときは直接学習塾にお問合せください。

5科目を受講したいなら集団授業

5科目を受講したいのであれば集団授業がおすすめです。理由は比較的、安価に後科目の授業を受講することができるからです。金額としては2万5千前後というのが相場だと思います。

科目を絞るなら個別授業

英語や数学など科目を絞って受講するときは個別授業がおすすめです。金額は1コマ1万円から2万円というところでしょう。個別授業を受講する際は金額と同時に授業時間も確認するようにしてください。金額だけ見ると安く見えても授業時間が短いため、時間当たりの金額が高くなることもあります。個別授業を取る際は、金額と授業時間を確認するようにしましょう。

【オススメの通い方】個別週1回と自習室通いがコスパ最強

塾の授業をたくさん取ればテストの点数が上がるというわけではありません。お子さんが300点や400点を目指したいのであれば、まず考えるべきは勉強量増やすことです。ですので、自習室に通わせることを意識しましょう。わたしの教室でも自習に毎日来て450点近く取る生徒がいます。【個別1+自習】の組み合わせは塾泣かせではありますが、コスパは最強だと思います。塾選びに自習室の存在は欠かせません。

勉強に困っているなら通信教育はやめた方がいい

勉強に困っているお子さんは通信教育はやめるべきでしょう。通信教育は学習塾と比べ費用が抑えやすいことが特徴です。しかし、勉強をお子さんに委ねてしまうため学習習慣がないお子さんには不向きです。

勉強に困っているお子さんには集団授業や個別授業など学習塾を検討してください。中学校までの勉強は学校からの課題をしっかり取り組めば、大きく遅れをとることはありません。それは自習で点数が上がることが証明してくれます。自習で点数が上がるということは、家庭で学習習慣がなかった子が塾で学習習慣をつけることで点数が上がったということが言えます。学習習慣がないお子さんに教材を与えても効果は望めません。そもそも前向きに勉強しないので。まずは学習習慣を形成するために学習塾か家庭教師を検討することをオススメします。

【結論】塾は家で対処できないときに行くところ

学習塾は決して安い習い事ではありません。私自身、塾なんて通う必要はないと考えています。また、塾の人間がいたずらに不安を煽るようなことを保護者に伝えるのも好きではありません。ですがその反面、「もっと早く来てほしかった」と思う生徒もいます。要はタイミングが重要なんです。塾を検討するタイミングはほとんどの場合、親が決めることでしょう。お子さんが勉強する場所である学習塾に自ら「行きたい」と言うのは稀なケースです。このような生徒は塾に通う生徒の1%にも満たないと思います。ですので「子供が自分から塾に行きたいと言ってきたら行かせよう」と受け身になるのではなく、親がしっかり子どもの学習状況を観察してあげることが重要です。自主性は重要ですが、待っている間に手遅れになってしまっては元も子もありません。

中学生であれば学習塾に通う目的は高校入試のためです。ですのでその子が目標とする進路に学力が届いていれば学習塾は必要ないでしょう。そのために地域の高校のレベルに届かない成績になっていないか普段から確認してあげるべきだと思います。特に通知表や定期テストは必ず確認してあげてください。

もし今、家で全然勉強していないのであれば、あなたのお子さんは学習について無関心です。その場合は親が率先して動くしかありません。あなたのお子さんに向いている学習塾を、手遅れになる前に探してあげてください。本人の意思がなければいかに学習塾に通わせたとしても、なかなか結果につながらないかもしれません。それであっても、学習習慣を形成できるという意味では学習塾に通う意味はあると思います。

今日はここまで。

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