小学生はオンラインの個別授業で学力向上が見込めるか?【結論:その子の能力に依存する】

小学生

どうも、塾生9名の教室長です。今回は「小学生がオンラインの個別塾で学力の向上が見込めるか!?」という内容のお話をしたいと思います。近年、オンラインの塾が増えてきていますよね。「AIによって適切な勉強ができます!」であったり、「科目専門の先生が勉強を教えてくれます!」であったり、最新の技術を使ったものが得てきました。

その中でも今回は小学生が授業を受けるという前提でお話しいたいます。はたしてオンラインでの授業はどのくらいの効果が得られるのでしょうか。また最近流行りの、タブレットを利用した通信教育とはどのような違いがあるのか?さらにオンラインと対面では何が違うのか?今回はここを掘り下げたと思います。

今回の記事をお読みいただくと次の内容を知っていただくことができます。

  • オンラインの個別授業で学力は上げられるか?
  • 通信教育とは何が違うのか?
  • 対面での授業とは何が違うのか?

この3つの点がわかるように解説していきます。また、私自身のオンライン個別授業の経験も踏まえてお話しいたします。オンラインや通信教育を検討されているお父さん、お母さんの参考になるようなお話しです。ぜひ最後までお楽しみください。

それではいきましょう。

小学生はオンラインの個別塾で学力が上げられるか!?

学生がオンラインの個別授業を受けることで、学力の向上を見込めます。オンラインなら地方にいたとしても担当の先生を全国から選ぶことができます。ですので質の高い授業が受けられます。また現在、塾に通っていないとすれば【勉強の量が増える】という点でも学力は上がるでしょう。

しかし、オンラインの個別授業を受ければ誰でも上がるのか、と言われると難しいと思います。オンラインで学力を向上させるには条件があります。お子さんが次の条件をクリアしていると学力は対面の塾に通うより向上すると思います。逆にクリアしていないと学力の向上は難しいかもしれません。その条件とは以下3つです

  1. 基礎学力が十分に備わっている→【定義】学校のテスト8割を必ず取れる
  2. コミュニケーション能力を備えている→【定義】自分から質問することができる
  3. 言語化する力がある→【定義】わからないことを言葉で相手に説明することができる

以上の3つはクリアしている必要があると思います。それではなぜこの3つの条件をクリアする必要があるのかを説明します。

【条件①】基礎学力が備わっていることの必要性

コロナ禍ということもあり、私もオンラインでの個別授業も集団授業も経験があります。実際に利用した環境は以下の通りです。

  • ipadを使用
  • zoomによる双方向授業
  • 記入による説明はzoom内の機能【ホワイトボード】を使用

オンラインでの個別授業と対面での個別授業の最大の違いは【視野の広さ】です。これ以外の問題は、使用する道具で解決できるかもしれません。では【視野の広さ】がどのように影響するのでしょうか?

先生が生徒の情報得るとき視覚情報に強く依存していると思います。また、経験が豊富な先生になればなるほど、生徒の細かな機微に敏感に反応し鋭く指摘してくれると思います。オンラインの視野はこれに不向きです。私自身、生徒の表情や問題を解く時間を生徒の理解度を知るための要素にしていますが、オンラインだと非常に読み取りづらいです

オンラインになると生徒の学力に授業が依存してしまう側面があります。そのため、生徒本人の元々の学力がないと理解が不十分のまま進んでしまうことがあります。わからないところが解決できないのでは授業を受ける価値がなくなってしまいます。基礎学力はオンライン授業を受ける上で必須と言えると思います。

【条件②】コミュニケーション能力を備えている

オンラインでの個別授業は視覚情報が制限されます。環境にもよりますが、手元が映らない環境が多いです。手元が映らないと、生徒が書いている内容を先生が視覚的に把握することができません

あなたが先生だとしたら、どのようにこの状況に対応するでしょうか?きっと生徒に対し「わからないところはない?」とか「できないところ教えて」と口頭で説明してもらうようお願いすると思います。そこで必要となるのがコミュニケーション能力です。

「個別授業にすれば先生に質問できる」と考えていらっしゃる保護者の方が多いですが、実際は質問する生徒としない生徒にはっきり分かれます。これは生徒のモチベーションとコミュニケーションに深く関わっています。

先生側のコミュニケーション能力を重視されることは多いと思います。ですが、先生側のコミュニケーション能力と同様に生徒側のコミュニケーション能力も必要です。生徒側が積極的に質問する。これがオンライン授業を受ける上で必要な姿勢だと思います。お子さんが自分がわからないところをしっかり聞くことができるか、オンラインの個別授業をに受ける前に確認してみてください。

【条件③】言語化する力がある

自分が伝えたいことを【言語化する力】。これが小学生がオンライン授業を受ける上で最もハードルが高い力ではないでしょうか?正直、大人であっても言語化する力を持っていない人が多い中、小学生がこの力をつけるということは容易ではありません。

大人でも難しい力ですが、オンラインの個別授業であれば必要と言わざるを得ません。オンラインは先生の視野が極端に狭いです。ですので口頭でのわからないところを説明するように求めます。言語化できないと先生にわからないところを正確に伝えることができません。言語化できるかどうか、オンラインの個別授業に受ける前に確認することをオススメします。

通信教育とは何が違うのか??

オンラインの個別授業を受けるための条件についてお話ししましたが、ここでは通信教育との違いをお話しします。通信教育とは、『塾に通うことを必要としない学習のことで、ネットや郵送で送られてきた問題を解いて勉強する』というものです。例を挙げると、進研ゼミやZ会といったものが該当します。

【関連サイト】おすすめの小学生通信教育を9教材比較!研究者パパが選んだのはコレ!

では、オンラインの個別授業と通信教育ではどのような違いがあるのでしょうか?以下のような違いが挙げられると思います。

  • 双方向型の学習と一方向型の学習
  • 管理が人かデータか

それでは違いについての解説、またどのようなタイプの子に適しているのかをお話しします。

双方向型と一方向型の学習

双方向型の学習は会話によるコミュニケーションがあります。双方向型の学習の良さは【質問ができる】という点でしょう。自分で調べる必要がなく、先生が解説してくれます。さらに双方向でコミュニケーションをすることで、オンライン上のコミュニケーション能力を磨くこともできるかもしれません。

その一方でデメリットとして、時間が制限される、ということが挙げられると思います。また、先生との相性も重要になってくるでしょう。ですので以下のような特徴や希望があるお子さんに双方向型が向いていると思います。

  • コミュニケーションが好き
  • 先生に引っ張ってもらう方が勉強できる
  • 直接質問して教えてもらいたい

一方向型は会話によるコミュニケーションがありません。ですので、先生との相性は必要ありません。さらに、先生が必要ないので自分の好きな時間に勉強ができるというメリットもあります。

しかし、自分の好きな時間で勉強ができるということは、自主的に取り組まないと進まない、という側面も持ち合わせています。お子さんが勉強に対し積極的ではない場合、挫折してしまうかもしれません。ですので以下のような特徴や希望があるお子さんに一方向型が向いていると思います。

  • 自分で勉強時間を確保できる
  • 一人で勉強するのが好き
  • 人見知りしてしまう

生徒の管理が人かデータか

生徒の管理というと堅苦しいですが、【学習状況の把握】という感じで捉えていただくとわかりやすいと思います。個別授業では生徒管理が重要です。各生徒の学力に応じて課題を与えるからです。その点、通信教育はデータでの管理をします。最近のものであればAIを用いているものも少なくないでしょう。この点では人間は勝つことができないと思います。個別のデータ管理は通信教育の1番の強みだと思います。

通信教育では個データが蓄積するほど、より正確な課題の提案が可能です。ですので苦手の克服を効率よく実施できると思います。

対面授業とは何が違うのか??【オンラインのデメリット】

オンラインは、塾に行くことなく授業が受けられる、全国の先生から選べる、などメリットが多いです。また、対面より月謝が安い場合もあります。ですが、オンラインならではのデメリットもあります。

オンラインでの個別授業は、対面とは違いテンポ良く授業をすることが難しいです。その理由に、目の前で紙に式や図を書いて説明することができないからです。その反論としては「タブレットを利用して共有画面に記入して説明することができる」というものがあります。

私自身もそう思っていました。しかし、実際やってみると予想以上に難しかった記憶があります。紙に書くのとは違いタッチペンは反応しなかったり、字が雑になってしまったりとストレスが溜まります。そのためテンポが悪くなり授業の質が下がります。

また、タブレットを使う際に機能で遊んでしまう生徒もいます。このような生徒であれば対面の方がよっぽど効果が出ると思います。

まとめ【オンラインは人を選ぶ】

オンラインでの個別授業はとても良いものだと思います。それと同時に人を選ぶものだとも思います。オンラインでの授業は受け手の条件が多いように思います。私は特別な理由がない限り対面でも良いのでは、と思っています。

ですがオンラインでなければできないことがあることも事実です。特に中学受験を検討されている場合は選択肢に入れるべきだと思います。また、近くに信頼できる学習塾がない場合、そもそも塾がない場合など、オンラインに助けられる方も多いと思います。参考までに一つリンクを貼っておきます。

個別指導のAXISオンライン

個別授業はその子に合わせた授業ができることが最も大きな強みです。これは対面でもオンラインでも違いはありません。塾に通わせる時は「その子に合っているか」という視点で検討していただければと思います。

今日はここまで。

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